中高生の秘密基地ビーラボ:b-labは文京区にある中高生向け施設です

ビーラボブログ

August

21

Sunday
PM 8:00

自分たちの番、自分たちの夏だ。 夏フェス2022

わたしがフェスに臨むにあたって、大切にしているスタンスがある。

それは、館長として、というより、フェスをつくるひとりの人として。

 

さかのぼること2018年3月31日。

 

わたしがb-labのスタッフになったのは2018年4月1日なので、その直前のこと。

 

それまでのb-labをつくってきた高3生たちが卒業をむかえる『春フェス』を観にきたとき、

「これがフェスと言うものなのか…!」

いい意味でたくさんの衝撃が走りながら、b-labのフェスを全身で浴びて、体感した。

その『春フェス』で目撃したひとつひとつを、いまでも鮮明に覚えている。

 

そして、そのときに語られていたことを、わたしは今でも大切にしている。

 

舞台つこと つ人を応援すること

みんなが主人公 いい演者でありいい観客に

 

夏・冬・春と、年に3回しかない貴重な「出番」だからこそ、

その日に向かって紆余曲折や葛藤はつきもの。

 

だから、フェスのストーリーは、当日の日のことだけではない。

本番をむかえるまでの日々をふくめて、ひとりひとりフェスのストーリーがある。

 

「ステージ」に立つことの努力や勇気、すべてひっくるめてリスペクトしたい。

 

そして、「立つ」人だけでは成り立たないのも、またフェス。

「観る」人も、「支える」人も、その日を共にする全員でつくるのが、フェス。

 

 

思えば「祭」とは、きっと昔から、「出る」も「観る」も、一緒に楽しむ。そういうものなのだろう。

そして、また来年は、もしかしたら「観ていた人」が「出る人」に変わっているかもしれない。

そういうところもまた、「祭」の醍醐味だったはず。

 

コロナ禍を経て、どういう形のフェスをむかえるにせよ、

フェスに臨むわたしの心には、いつもそういう想いがあった。

 

この2年間を経て、むかえた今年。2022年の夏。

 

久々に、制限なしの夏。

久々に、フェス企画・ステージ同時開催。

 

b-labにも、また、あの「祭」がやってきた…!

 

 

 

 

 

 

 

前日・・・

 

 

明日のタイムテーブルを見上げて、高まるワクワク。

 

 

 

練習にも熱が入ります。

 

 

 

どんどん息ぴったりに!

 

 

 

振り返りも入念に…。

 

 

 

館内の空気をつくる掲示物もラストスパート。

 

 

 

手元を彩る配布物も準備万端。

 

 

 

 

 

ステージに「立つ」人も、ステージを「つくる」人も、ステージを「観る」人も、

 

待ちに待ったフェス・・・

 

 

2022年8月21日(日)、当日がやってきた!!

 

打ち上げろ!b-lab夏フェス

今だけの夏、一生の思い出

 

※感染防止策を徹底の上、実施しました

 

 

 

直前準備・・・みるみるうちにフェス仕様に変わっていく館内。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージ組も直前練習が大詰め。

 

 

 

ホールではステージリハが佳境に。

 

 

 

 

直前打ち合わせで、スタッフの目線合わせもバッチリ・・・!!!

 

 

 

 

13:00。いざ、スターーート!!!

 

 

 

オープニングでは企画担当者からの企画紹介。

 

 

 

それでは、お楽しみのはじまりはじまり。

 

 

みんな、行きたいところに行けーーー!!!

 

 

 

 

続々来館する中高生たちに、受付もテンション上がる!

 

 

 

イントロ、ドン!

 

 

 

ネイルのコツに感嘆。

 

 

 

もくもくと作業中。

 

 

 

出来に満足!

 

 

 

はじめまして同士だけど、マリカーで白熱。

 

 

 

本格的な謎解きに悪戦苦闘。

 

 

↓館長も(なんとか)謎解きクリアできて、ちゃっかり景品もらいました!笑

 

 

 

栄えある第1回の優勝。あっぱれ!

 

 

 

気づいたら、「好き」がつながるSDGs。

 

 

 

折り紙サークルならではの発想・・・新感覚の的当て!高得点をねらえ!

 

 

 

フロアキャストも背中を見せる「カタリ場」。

 

 

 

毎度おなじみ、フロアを湧かせる奇術同好会。

 

 

 

 

談話スペースの活況にも圧されない、こちらを観よ!!と言わんばかりのホール。

 

 

 

出番待ちの緊張感。

 

 

 

ステージにむかう背中はカッコいい。

 

 

 

ステージに立つ姿は、さらにカッコいい。

 

 

 

これまで重ねて来た練習の日々も伝わってくる、演奏と歌声。

 

 

 

非日常の空気感がものすごい。

 

 

 

歓声のかわりに、身振り手振りや拍手で盛り上げた応援の主役たち。

 

 

 

ステージに立つ者同士、気持ちがわかるからこそ、

応援し合うやりとりがまた、清々しい。

 

 

 

ドアの外では、ホールのムードをしっかり守っていた、支える主役の人たち。

 

 

 

 

楽しかった時間もあっという間。気づけばエンディングに突入。

 

 

 

 

今回の夏フェス2022を先頭切って引っ張ってきた立役者たち。

 

 

縁の下の力持ち。見えない踏ん張りが、この日々にはありました。

 

 

 

そして、最後の最後、まさかのサプライズ。

 

1日を追った写真と映像が1本のムービーになっていました。

がんばった人たちには、心のこもったギフトが届くのだと思いました。

 

今日しかない、この日集まった人にしかつくれない、

もう二度とない1日のドラマがそこにありました。

 

 

流れていくひとりひとりの姿とリンクする。

 

 

 今日を待ちわびた なんて良い日だ
 まだまだ終われないこの夏は
 映画じゃない
 君らの番だ
 映画じゃない
 僕らの青だ

 映画じゃない
 僕らの夏だ

 「青と夏」Mrs. GREEN APPLE

 

 

突然のギフトに心があったかくなったところで、

 

ラストは中高生とフロアキャストの協奏。

ステキな音色と共に、夏フェス2022は幕を閉じました。

 

 

 

あらためて、中高生もスタッフも、みんなみんなお疲れ様でした!

 

お互いに称え合う姿がまた、誇らしかった。

 

ひとりひとりが、この夏の主役。

それぞれのストーリーに立つ主人公でした。

 

ステキな夏をありがとう!!

 

打ち上がった!!!b-lab夏フェス

今だけの夏、一生の思い出

 

しっかり心に刻んだ、熱い夏の思い出を大切に、

”まだまだ終われないこの夏”と、その先の新たな日々を楽しもう!

 

文責:よね(館長 米田瑠美)

↓ムービーのオチ?的に入れてくれた写真を拝借。館長もフェスに参加してたよ、の証。涙

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