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ビーラボブログ

October

26

Saturday
PM 3:46

「人生ゲーム」問題を考える

ボードゲーム好きのもーりーです。
ビデオゲームには夢中になれませんが、ボードゲームには夢中になります。
b-labにはたくさんのボードゲームが揃っていて、わくわくします。

 

 

でも。
こんなにたくさんゲームがあるのに、貸し出しカウンターで、一番よく聞く声は「人生ゲーム、貸してください」です。

他のゲームも応援したくて、もーりーは、「人生ゲーム以外にもたくさんあるよ。例えば…」と言ってはみるものの…大抵は迷惑そうな顔をされます。

 

 

いや、いいんですよ。
実際借りていった子たちは、長いときは数時間も、わいわい言いながら楽しんでいますし。

でも、気になります。
なんでみんな「人生ゲーム」が好きなんだろう?

1960年生まれのロングセラーだとはいえ。
正直もーりーには分かりません。
1回が長い、ルーレットで出た数字だけに左右される、特にテクニック必要ない…。
たくさんのゲームの中からどれでも選んでいいよ、と言われたら、人生ゲームは選ばないなぁ。

 

 

それで、ちょっと人生ゲーム中の子たちの近くで、様子をうかがっていたら。

「やった!俺、漫画家!」

「お前、漫画家、向いてるかもな!」

みたいな会話が交わされていました。

 

職業を選んで、お給料をもらって、結婚して、子どもが生まれて、家を買って…。
ルーレット任せに進んで、たくさんのライフイベントを迎えてみる。

人生の入り口で、まさに岐路に立っている彼らは、ひょっとして、「人生ゲーム」の中の紆余曲折を通して、実人生をシミュレーションしているのかも?と深読みしたくなりました。

 

 

政治家、映画監督、声優…今の自分からは遠い存在の職業になれるのも、現実の職業選択のタイミングが見えてきている頃だからこそ、楽しく、夢中になれるのかもしれません。

 

 

いや、単に「ルールがシンプルだから」だけかもしれませんけどね。

ともかく、b-labには「人生ゲーム」以外にも、大人数でわいわい遊べるゲーム、揃っています。
「なにか面白いゲームないですか?」とゲーム担当のかじくんに聞いてみたら、今まで体験したことない、おもしろすぎるボードゲーム体験できるかも!
(文責:もーりー)

 

 

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