September
12
Tuesday
PM 1:36
【Book Cafe】本の中の料理をつくる 第二弾
夜にb-labを出ると、以前ほど暑さを感じなくなってきました。9月に入って、ちょっとずつ秋らしさが増していますね。
秋といえば、いろいろな「○○の秋」があります。もれなくそこには「読書の秋」もあるわけで、毎月第二・第四火曜日に開店するBook Cafeを切り盛りする私たちは、俺たちの季節がやってくる!みたいに思っているわけです。
そんなBook Cafeですが、まだぎりぎり夏?という8月末に、高校2年生の「きしちゃん」が、「小説に出てくる料理を再現する」という素敵企画を実行してくれました。
みんな大好き上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」は、料理の描写がとても具体的。ファンタジー世界の食べ物は現実に存在しないのに、猛烈に「食べてみたい…!」と思わせられるのです。
そんな守り人シリーズに出てくる数々の料理の中から、今回は、「ノギ屋の鶏飯弁当」を作ってみました。
おそらく、食べたい!と思う人が本当に多いのでしょう。クックパッドなんかにもレシピが公開されています。
肉を焼く、その腕がたくましい。参加者みんなでつくります。
当然、本の中の世界にしか存在しない調味料や材料があるわけですが、そこは似ているもので代用するのです。
「ジャイ」という辛い実の粉は、山椒。「ナライ」という甘い果実は、林檎。という具合です。
そして、完成したのがこちら!!
はい、絶対美味しいですね、これは。
みんなで食べたら、やっぱり美味しい!
こんな本の楽しみ方もあるんですね。守り人シリーズを読んで、料理を作ってみる。もちろん、守り人シリーズ以外の本でやってみるのもいいかもしれません。
きしちゃん、ナイス企画をありがとう!
毎月第二・第四火曜日のBook Cafe、次回もお楽しみに。
(文責:とも)