どうもこんにちは。スタッフのともです。

 

昨日は雷がすごかったですね。あそこまですごいと、「夕立」というより「ゲリラ豪雨」という名前の方がしっくりきます。趣も何もあったものじゃありません。

 

さてさて、雨の多い季節こそ本を読もうぜ！という思いから、8月の「Book Club」にはいつも以上に気合が入っていました。

 

 

顔を隠すためのニコニコマークが目立ちますが、そちらに気を取られないでください。大事なのはテーブルの真ん中に鎮座する『うしろめたさの人類学』という本です。れみちゃんが選び、この場を企画してくれました。

 

タイトルがめちゃくちゃ印象的なこの本には、誰もがはっきりとした答えを出せない問いがいくつも出てきます。例えばこれ。

 

 

発展途上国で物乞いの子どもに「このミサンガを買って！」と請われたら、あなたは買いますか？

 

 

日本円に換算すればたった数円のミサンガ。買っても買わなくても、何かもやもやが残るでしょう。この問いを巡って、高校生たちからは様々な意見が出されました。あなたなら、どうしますか？

 

ふだん自分の目には映らない、遠い世界の話。そう見えて、実は私たちとも繋がっている問題。

 

知るとなんだかうしろめたい気持ちになるかもしれませんが、うしろめたさをまったく感じないままでいるよりは、そっちの方がよい生き方に思えるのですが、どうでしょう。

 

（文責：瀬川）