こんにちは、大学生としてb-labに携わっている「のん」です。
↑中高生とともに”フローディングアート”をしたときの写真
フロアキャストを経て、今は学生職員として「b-lab通信」の運営をしています。
(これを書いた当時はこの8月。実は8月31日で学生職員を卒業しました。涙)
そんな私の中高生時代、そしてb-labで活動したいと思った理由について少し語りたいなと思います。
私は小さい頃から規則とかルールとかが苦手でした。
なんでそんな事しなきゃいけないんだろう?と疑問に思ってしまったら最後、理由が明快にならない限り反抗するタイプでした。
自由な校風に憧れて入学した中高一貫校では、日誌で自由について担任の先生と話し合った覚えがあります。
中学の頃の答えとして、お互いの自由を侵害しないために、規則がある。という答えに至りました。
卒業間近になるにつれて、今までになかった校則が増えていった時、なんでその校則を増やすのか、疑問に思って先生に聞きました。
その時「お前たちはいいけれど、後輩らが時と場合に応じて対応できるとは思えない。」と言われたのを覚えています。
少しずつ先生と生徒とのコミュニケーションが減っていき、信頼関係が無くなった瞬間でしたから、とても悲しかったです。
でもその理由をきちんと説明してくれた先生や、今までの私の反抗にまっすぐ向き合ってくれた先生方との信頼関係はあるんだなと、身をもって経験した日でもありました。
また、私が勉強のペースについていけなくなり、苦しかった時、「自分らしくマイペースに進めばいいのよ。」とよく言われました。
その時、自由というものを掲げる人間は、周りに流される事なく自分の足で踏ん張るとんでもないエネルギーが必要なんだなと思い知りました。
そしていま、美大生となり、常識に警鐘を鳴らすアーティストたちを目にして来ました。
新しいことをするという開拓の精神や、創作する意欲は、自由という世界で生きて行くのに必要なものだと思います。
このb-labで、果敢に新しいことに挑戦していく中高生達を見て、私も触発されずにはいられません。
そして、私が自由を求めて自分を探し、その姿を見守り続けてくれた母校の保健室が、私の居場所でした。
そんな居場所が、社会や自分と向き合い続ける中高生達にとって、b-labであることを願っています。
(文責:のん)