フロアキャスト13期の活動が始まっています。
「フロアキャスト」は大学生・社会人のボランティアで、b-labの中高生にとっては「少し年上の友達」と言える存在です。
学校・家庭・塾・部活…中高生の日常と少し離れた世界を知っている人。
だからこそ話せることもあるようで、b-labにとってはとても大切なポジションです。
とはいえ、初めましての中高生と関係を作っていくのは、フロアキャストにとっても簡単なことではありません。
誰にどのタイミングで何を話せばいいか、考えながら、悩みながら活動しています。
半年以上活動を続けている社会人フロアキャストの「やまちゃん」は、カウンターでゲームをしている子にも積極的に話しかけます。
「最初はウルサイとか言われてましたが、最近ようやく普通に話せるようになってきた子もいます」とやまちゃん。
この日が初めての活動だったキャストともコミュニケーションをとり、いろんな子に話しかけていました。
中高生から見れば、最初は知らない人が話しかけてくるのは面倒なのかもしれません。
でもそこを乗り越えれば、自分の話を聞いてくれる、自分の知らない世界を伝えてくれる、貴重な存在にもなります。
そしてフロアキャストにとっても、中高生に自分の世界を伝えることで、新しい発見につながることもあります。
この日、びっくりしたのは↓このシーン。
何か月もカウンターでゲームをしている姿しか見なかった子が、フロアキャストと一緒に勉強をしていました。
高校生になってその先の進路も気になってきて、ようやくフロアキャストの存在に気付いたのかもしれません。
フロアキャストと中高生が触れ合って、お互いの世界が少し広がる。
b-labがあるから生まれる、嬉しい変化です。
(文責:もーりー)