突然ですが、この本知ってますか？

 

 

これは、

巨大迷路の中に住む２匹のネズミと２人の小人の物語。

 

彼らは、日々、迷路のどこかにあるチーズを探しながら生活しています。

ある日、大量のチーズがある小部屋を発見する２匹と２人。

しばらく生活は安泰。そこに居つくようになったある朝。

朝目覚めると、突然すべてのチーズがなくなっているという変化に見舞われます。

 

ここで語られる「チーズ」は、実は「幸せの象徴」としてのチーズです。

なかなか見つけるのが難しいはずなのに、

見つけた後は当たり前にあると思ってしまうもの、

大切ながらその存在に慣れてしまっているもの、

なくなると路頭に迷うもの・・・。

 

今回のイベントでは、

そんな、自分にとっての「チーズ」を考えました。

 

お金、権力、信頼できる人の存在、家族、居場所、恋人・・・

 

それぞれの「チーズ」を想定したとき、

物語はリアルさを増します。

 

ある日突然「チーズ」がなくなったらどうするか。

 

２匹と２人の反応を読み解きながら、

自分に最も近い登場人物を考えて、シェアしました。

 

「実はこういう考え方しがちだな」

「自分はこれを大事にしているんだな」

そんなことに気付けるのも、本を読むおもしろさのひとつです。

 

次のBook Clubは９月。

本が好きなあなたはもちろん、

一人で読み込むのは苦手なあなたも、

一緒にページをめくってみませんか？

 

 

🧀おまけ🧀

チーズにちなんだお菓子シリーズ。

 

（文責：ふーちゃん）