『文京彩集』は、普段、館内でしか手に取れないリーフレットだけど、
泣く泣く臨時休館になってしまった、この期間限定で、みんなにお届け…!
b-labが恋しい人も、少しでもb-lab気分を味わえますように。
そして、みんなが、家にいる時間もより楽しく過ごせますように。
臨時休館中の合言葉は、「15日までが楽しくなる!16日が楽しみになる!」
★『文京彩集』とは・・・?
過去ブログより
文京彩集ついにリリース!
【文京彩集】文京区のステキなおとなたち
荒木是郎さん すなお水産
わたしのしごとを一言で言うと…
「他にはない魚屋 うちにしかない、うちでしか買えない魚屋」
です。
1980年北海道生まれ北海道育ち
北海道札幌東高校卒業
北海道大学水産学部卒業
北海道大学院水産科学研究科修了
マルハ(現マルハニチロ)に勤務後、36歳にて本郷で魚屋を開店。
魚屋さんを開業されたきっかけは?
北大の水産学部を出て、大学院にも行って、大手水産会社に入ったけれど、上司と喧嘩して辞めてしまったんだよね。田舎でずっとお山の大将できたから、会社というものの空気に馴染めなくて、新入社員の時から、課長に
逆らっていたら、「そんなに勝手にやりたいのなら、おまえが自分で会社をやれ!そしたら好きにできるぞ!」と
言われて「その手があったか!」と。
思いきった決断をされましたね!
昔から目立ちたがりだったというのもあるけれど、“人と同じことは、自分がやる意味がない”と思うんだよね。自分しかできないことをやらないと、生きている意味がないと思っていて。常に考えているのは、「何のために生きているの?」ということで、人にも自分にもよく問いかけている。結局それが、今、みんなが見失っていることなんじゃないかなとも思う。
大手水産会社を辞めてすぐ開業されたのですか?
まずはお金を貯めないといけなかったから、製薬会社に転職して、こつこつ貯金をして、7年間で開業できるぐらい貯めたかな。その間に、商売の最低限の知識を持つために中小企業診断士の勉強をしたり、北海道のあちこちに行って魚の仕入れ先を探したり、最後1年間は土日に魚屋でアルバイトもして、準備したんだよね。
準備していた7年間のストーリーは最初から描いていたのですか?それとも、その都度考えていたのですか?
行き当たりばったりではないね。目的があって、そのためには何をやったらいいかという考え方だから。
やるために必要なことを、単純に分解して、どのタイミングで、どれをやるかというふうに考えて計画的に
動いたね。
ご自分で商売をされるという選択をされた中で、心掛けてきたことはありますか?
嘘をつかないということだね。他人に対してもだけれど、自分の心にも嘘をついてしまったら、自分が一番
苦しくなってしまうからね。自分がしたいことは何のか!?
大事なことは「自分のしたいことをする。」そして「やるなら徹底的にやる。」青春を燃やし尽くすぐらいにね!笑
お店を開かれて、改めて感じたことはありますか?
大手水産会社を辞めるまでは、まわりの評価とかを全く気にしなかったけれど、自分で商売をするとなると、
自分自身が宣伝マンにならないといけなくて。そうなると、やっぱり世間一般から信頼される人間にならないといけないと思ったんだよね。そこから自分の意識がじわじわ変わって、まわりの人のアドバイスを大事にするようになったね。本当の意味での「感謝」という言葉の意味がわかったね。
b-labの中高生へのメッセージをお願いします!!
みなさんは、何のために生きているのでしょうか!?それをしっかり考えて、自分の本当にやりたいことを見つけて、楽しく生活してください!!頑張ってください!
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(文責:文京彩集チームえみまま・ゆきちゃん・よね)