『冬フェス2021』をむかえる、約1か月前のb-lab。
11月28日(日)に行われた、冬フェスステージ出演者が集まる会議にて、
「どんなステージにしたい?-最高のステージとは?-」
という問いが投げられ、出演者たちからそれぞれに、
フェスにかける想いが語られました。
その中で、出てきたひとつ、
『全員が本気なステージがいい』
冬フェスを終えた今、ステージに限らずすべてを通して、まさに文字通り、
みんなの「本気」を目の当たりにしたフェス2日間だったと振り返ります。
思えば、準備段階の日常から、その「本気」を感じ取っていました。
「本気」の準備の先に、むかえた【ステージ】当日。
※感染防止策を徹底の上、実施しました
直前準備、スタッフも「本気」。
果たしてどんな舞台が繰り広げられるのか・・・興味津々。
そして、いざ、本番。
『冬フェス2021』の舞台は、ドキドキワクワクの中、幕を開けました。
みんなの「本気」、カッコよすぎる・・・!!!
ドアの向こう側は、本格的なライブハウスさながら、
みんなの「本気」がつくりあげる、まさに別世界。異空間。非日常。
ジャンルは違えど、熱量はそのままに、
演者から演者に渡されていく「本気」。
一瞬も見逃せない、見逃したくない、
瞬きを忘れるくらい、「本気」を目の当たりにするのを感じていました。
ところ変わって、ホールの外では「パブリックビューイング」。
画面の向こう側の温度感はそのまま伝わって、観る人を釘づけにしていました。
その立ち姿、眼差し、声色、つくる空気感すべてから、
観る人たちは皆、ステージ上の「本気」を感じ取りました。
こうして大盛況の中、1日目の【ステージ】を無事に終えました。
その後は、休む間もなく、翌日【企画】の準備。
みるみるうちに、b-lab館内は、企画の会場に変わっていったのでした。
準備万端!!!
一夜明けて、いよいよ【企画】当日。
企画告知から「本気」!!!
企画スタート!!!
「本気」は、楽しい。
「本気」は、悩ましい。
「本気」は、怖い。
「本気」は、伝わる。
「本気」は、盛り上がる。
「本気」は、魅せる。
「本気」は、あったかい。
「本気」は、熱い。
「本気」は、励ます。
「本気」は、彩る。
楽しいときは、あっという間。
『冬フェス2021』も、クライマックスへ。
冬フェスは、1年は、これがないと終われない・・・
「本気」のプレゼン、『b-labアワード』。
今年のテーマは「私とb-lab」。
ひとりひとりそれぞれの「私とb-lab」ストーリー。
これは、日々の中にb-labと接点があった、会場にいた誰にとっても、
思いが叶ったことも思うようにいかなかったことも含めて、
今年1年を振り返るにふさわしいテーマでもありました。
今年は、文京ワカモノ未来PROJECTでお世話になった方々をゲストに招くという、
新たな試みもありました。
ひとりひとりそれぞれの「私とb-lab」を通して、
よりb-labのことを知っていただける機会にもなりました。
心に湧いてくるそのままに、自分の言葉で語られるストーリーには、
それぞれ心揺さぶられるものがありました。
「本気」には「本気」で応える、と言わんばかりに、
語る側の「本気」が自然と伝播して、聴く側も「本気」スイッチが入りました。
真剣に聴き入ります。
ひとりひとりにとってのb-labは、それぞれに違う顔を見せます。
好きを表現できるb-labだからこそ、
「本気」の好きが生んだ大切な出会いの数々も。
感じたことを率直に贈り合いました。
こんなにも、十人十色に、b-labとの出会いがあって、
b-labとのかかわりがあって、そして、b-labへの想いがある。
みんなひとりひとりが違うように、
ひとつひとつの「私とb-lab」がありました。
ひとりひとりにとって大切なb-labをつくっているのも、
また、みんなひとりひとりでもあることも感じました。
勇気をもって発表してくれたみんなのおかげで、
会場にいた全員が、これまでの「私とb-lab」、
そして、これからの「私とb-lab」に思いを馳せて、
ひとりひとりの未来に繋がった時間だったように思います。
なにより、発表してくれたみんなにとって、
これからまた新たな日々を進んでいくパワーになったことを願って。
全国的には大寒波が訪れたこの2日間、
b-labは「本気」を渡し合った温かさに溢れて、
『冬フェス2021』が幕を閉じました。
『全員が本気なステージがいい』
ステージに立った人も、ステージをつくっていた人も、ステージを観ていた人も
お互いに「本気」を渡し合って、みんなでつくった『冬フェス2021』。
「本気」とは、目の前にするそのすべてから感じ取れるもので、
その「本気」からはそれまでの日常すら想像させるものだ、とみんなから学びました。
その日常は、きっと、うまくいったこともそうでなかったことも
たくさんあっただろうけれど、
それでも勇気をもってこのステージに立っているという、その一瞬にかける「本気」。
「本気」からは、重ねてきた頑張りや、生まれた絆や、
さらには、芽生える憧れすら感じ取れるのだ、と思いました。
日常があるからこその、非日常。
1日1日があってこその、お祭り。
この『冬フェス2021』で、みんなへのリスペクトの気持ちと共に、
みんなとの日常をまたこれから大切にしていきたい・・・と強く思った、館長でした。
2022年も、どうかみんなが、楽しい日々を送れますように。
それでは、みなさま、よいお年をおむかえください。
年明け、1月4日(火)9:00に開館です!
b-labでまた会いましょう~!
文責:よね(館長 米田瑠美)