先日、受付についていたときのこと。
来館した中高生が、
「bカードをなくしてしまった。」
と言うので、再発行をすることになりました。
「再発行するから、好きな方のデザインを選んでね。」
「bカードは来館の権利がある限りこの先ずっと使い続けてもらうものだから、なくさずに大切にしてほしいんだ。
それを心に刻んでもらうために、赤文字で”再発行”と記させてもらうよ…!」
「わかりました。なんか車の免許と同じですね。」
そのとき、ヨネダのめがねが光った。
「そうそう、ゴールドがブルーになっちゃう気持ち。
・・・って、車の免許もってないのに、よくその例え出てきたね!笑」
「家族がちょっとした不注意で違反になってしまったことがあって、そのときの落胆っぷりを思い出して。いまちょっと気持ちがわかりました。笑」
うんうん、たしかに。
赤文字でカードの表面に「再発行」と書かれる感じ、それと似ているかもしれない。
長くb-labにいる中でも、中高生のみんなから”初めて”受けたリアクションで、私にとってとても新鮮なやりとりでした。
bカードは、b-labへの入館パス。
「中高生の秘密基地」に入れる権利を証明する貴重なカード。
バーコードリーダーの「ピッ」という音とともに、b-labへの来館を刻む大切なカード。
長い人だと6年間使われる。
そのしわや汚れすらも、1日1日が詰まっている気がして、なんだか愛おしくおもえたりする(私だけの感覚…?笑)。
ひとり1枚、あなただけのナンバーが発行される、唯一無二のもの。
改めてbカードのこと、b-labに来る間は「相棒」だとおもってどうか大切に使ってね!
それでは。
来月もまた、ヨネダのめがねが光る、その瞬間をどうぞお楽しみに。👓✨
(文責:米田瑠美)