May
11
Thursday
AM 10:23
【Book Cafe/本で楽しむ】美味しい日本茶を淹れてみる
どうもこんにちは。スタッフのともです。
今日も暑いですね。最高気温は26度になるとか。
1年間の季節を24に分けた「二十四節気」では、今は”立夏”に当たります。5月6日頃から8月7日の立秋までが、暦の上では夏なんですね。
夏が始まったばかりのこの季節は、新茶の季節でもあります。
「夏も近く八十八夜〜♪」「野にも山にも若葉が茂る〜♪」「あれに見えるは茶摘みじゃないか〜♪」という歌を覚えていますか?
その名もズバリ「茶摘み」という歌ですね。
八十八夜とは、立春(2月4日頃)から八十八日目の日のこと、つまり5月2日頃を指します。この時期が、新茶が摘み取られる茶摘みの最盛期。
屋内だけど季節に敏感にいたい。そんなことを思ってか思わないでか、先日のBook Cafeではいつもの紅茶ではなく、日本茶を淹れてみました。
もちろん、Book Cafeなので、ただ淹れるだけでなく、お茶の本に書いてあることを参考に、正しく丁寧に淹れますよ。
今回用意した本は、『FOOD DICTIONARY 日本茶』(枻出版社)です。お茶の淹れ方、茶葉の種類、お茶に合う和菓子などなど、お茶にまつわるあれこれが見やすくまとまっている便利で楽しい一冊。
ふむふむ、お茶の種類ごとに適切なお湯の温度や抽出時間は変わるそうな…。お茶っ葉の量もしっかりスケールで測ります。
急須に投入し、いざ抽出!
淹れたお茶の種類は「茎茶」。葉ではなく茎の部分を使ったお茶です。抽出時間は2分ほど。タイマーで時間を計りつつ、ワクワクして待ちます。
淹れてくれたのは、初めてBook Cafeに参加した2人の中学1年生。家でもお茶は飲むけど、ここまで丁寧に淹れたのは初めてだと言っていました。
しっかり淹れると、味も香りも全然ちがう…!とっても美味しい!
そして、お菓子も日本茶に合うようえみままが作ってくれました(餡子をしらたま団子で包み、きな粉とごまでいただきました)!驚きのおいしさ。
中学1年生から高校3年生、そしてフロアキャストの大学生も一緒に談笑。話題はお茶から、今後のBook Cafeのことに移っていきます。
6月のBook Cafeでは、高校3年生が美味しいコーヒーを淹れてくれるとのこと!乞うご期待。コーヒーにまつわる本も用意しておきます。
Book Cafeでは、「本そのものを楽しむ」ことはもちろん、今回のように「本を使って楽しむ」ことも大事にしていきたいと考えています。
まずは気軽に、お茶だけでも。本を手に取るきっかけを、そっと忍ばせてお待ちしていますね。
*申込・詳細はこちら https://b-lab.tokyo/event/9184
次回は5月23日!この日は本そのものを楽しむ回です。テーマは高校3年生が提案してくれた、「まえがき」です。素敵なまえがきを持った本を紹介します。
もちろんこの日もお茶とお菓子を用意しています。本好きも、そうでもない中高生も、気軽に参加してみてくださいね!
(文責:とも)