b-lab唯一の社会人フロアキャスト、たろうさん。
マンガを描いています。
描いて印刷して、コミティア(二次創作無しの、オリジナル作品のみの同人誌販売会)で売ったりします。
本職はゲームクリエーター。
ゲームの中の「エフェクト」という部分を担当しています。
土日を利用してb-labで絵を描きながら、中高生と一緒に何かできないかなと考えてくれています。
そしてその思惑通り、いろんな中高生がたろうさんの絵を見て話しかけ、一緒に描いたりしています。
この日は、カウンターで高校生のいっせいと一緒に絵を描いていました。
いっせいは、将来建築の仕事に就きたくて、そのためにはデザイン力も必要だろう、そのために「絵を描くことを趣味にしたらいいんじゃないかな」と考えて、この日が初日。
たろうさんの手持ちの本の中を引っ張り出してきて、人体の構造やそれを絵にするときのコツなどをたろうさんが伝授。
いっせいも、熱心に話を聞き質問しつつ描いていきます。
たろうさんは小さい頃からマンガ家志望だったのかと思ったら、まったくそうではなく、初めて自分で思い立って絵を描いたのは19歳の時なのだとか。
それまでマンガを描こうなんて思ったことなかった、とのこと。
人生どこに転機があるか分かりません。
いっせいとたろうさんは、お昼ごはんも食べずにずっとずっと描いていました。
ひょっとして、たろうさんとの出会いがいっせいにとって大きなインパクトになるのかも!?
そうそう、たろうさん自身の作品も無事に完成しました。b-labで読めまーす!
(文責:もーりー)