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ビーラボブログ

December

23

Monday
PM 8:00

【スタッフ体験談】vol.5 “いい子”が苦しかった

b-labスタッフにも、悩める青春があった。

ということで、不定期にスタッフの体験記をアップしています。

 

今回のテーマは、諦め

えみままの体験を紹介します。

 

 

 

【親の価値観に合わせていた】

 

えみままは、幼い頃から「しっかりしている」と言われてきた。

えみままがしっかりしていたのは、

 

「“いい子”でいなさい」

 

と、両親に言われ続けたから。

 

えみままが思う本来の自分は、「甘えたがり」。

だが、親の期待する“いい子”になるため、甘えることは諦めた

 

 

両親は、昔ながらの厳しさを持っていた。

そういう時代だったこともあるが、

子どもの心に寄り添うというよりは、

“正しい枠”にはまる子に育てなければ!

という思いが強かったように思う。

 

両親に愛されるためには、“いい子”でいなければならない

 

この思いが、えみままを縛りつけた。

 

 

えみままが“いい子”からはずれたのは、2回だけ。

(……ということにしておきます)

 

1度目は、小学1年生の時だった。

 

えみままは両親の意向で受験をし、私立の小学校に通った。

通学は、電車で片道1時間ほど

電車が混まないうちにと、えみままは毎朝早くに家を出た。

 

しかし、小柄で体力のなかったえみままは、

学校に行くだけで、くたくたになった。

 

まもなく、学校に行くのがつらくなった

 

 

朝、こっそり体温計を熱いお茶につけて、

「熱がある」

と嘘をつき、休むのを許してもらった。

 

そうして1学期の終業式の日。

大好きだった担任の先生が、えみままに成績表を渡して言った。

 

「あなたがこのクラスで一番休みましたよ」

 

えっ!?

 

ただ休みたい一心だけで、他のことは考えてなかった。

それだけに、一番休んでいたと言われたことは、少しショックだった。

 

えみままは、自分が「悪い子」になってしまったような気がして、

それからはずる休みをやめた

 

 

 

2度目は、中学3年生の時

友達数人と学校からマクドナルドに配達注文を入れ、

校内の人目につきにくい場所で、商品を受けとった。

それだけのことだが、校則を破っていることに、ドキドキした

 

 

以上2つが、えみままが“いい子”からはずれた経験。

 

 

当時も今も、親や先生にとって都合のいい「いい子」になることが良い、

とは思っていない。

 

でも、親に愛されたくて、

親の思う“いい子”でいることを選んでしまった。

 

とても息苦しかったが、

そこからはみだす勇気もなかった

 

えみままは自分の子どもたちにはそう思わせたくなかったから、

繰り返し子どもたちに言った。

 

「親にとってのいい子になろうとしなくていいからね。

あなたが正しいと思ってしたことなら、

その中で間違いや失敗をしても、

絶対に味方でいるし、あなたへの愛情に変わりはないから!」

 

 

あらためて、えみままは思う。

 

自分の心が正しいと思う自分でいることが一番大事だ、と。

 

 

これを読んだみなさんは、諦めていることはありますか?

自分を抑えて、息苦しくなっていませんか?

 

ひとりでは自信のなかったことも、b-labなら、挑戦ができます。

スタッフがサポートしますから、相談してくださいね。

 

【文責:ありさん】

 

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