『文京彩集』は、普段、館内でしか手に取れないリーフレットだけど、
泣く泣く臨時休館になってしまった、この期間限定で、みんなにお届け…!
b-labが恋しい人も、少しでもb-lab気分を味わえますように。
そして、みんなが、家にいる時間もより楽しく過ごせますように。
臨時休館中の合言葉は、「15日までが楽しくなる!16日が楽しみになる!」
★『文京彩集』とは・・・?
過去ブログより
文京彩集ついにリリース!
【文京彩集】文京区のステキなおとなたち
鈴木宏明さん (日本一ハードルが低いレコード屋 block 店主/メロウマシーン55共同代表)
わたしのしごとを一言で言うと…
『新しいつながりをプロジェクトで作る』
です。
1989年長野県長野市生まれ。
高校まで長野市で過ごし、北海道大学農学部へ進学。
日本郵政に就職し3年間勤務。
2017年2月に退職後、文京区にセルフリノベーションで
日本一ハードルが低いレコード屋「block」を作る。
2018年4月に仲間3人で空間建設・運用支援などを行う
「メロウマシーン55」を立ちあげる。
2019年4月に千駄木にリニューアルオープン予定。
音楽と出会われたのはいつごろでしたか?
幼稚園のときから、ずっとピアノを習っていました。
中学でバレーボール部に入ってからは、音楽は「聴く」にシフトして、
自分が弾きたいクラッシックのピアノソロ曲を聴いていました。
高校のときはクラスメイトに親がレコードやCDをめちゃめちゃ持っているという人がいて、
その友だちがレアなCDを「これいいぞ~」と持ってくるので、自分もそれに負けじと
いいCDを探すみたいなことをやっていました。
当時は鈴木さんにとっての音楽は何だったのでしょうか?
単なる趣味でした。
みんなでCDを持ち寄って自慢し合うみたいなことをしている中で、
同世代の中では一番詳しくなろうとは思っていました。
音楽を好きは好きでしたが、でも初めは自分に自信を持つために、自分のパラメーターを1個だけ
誰にも負けないところまで持っていきたいという意識のほうが先だったと思います。
誰にも負けないものをひとつでも作っておくと、それが精神的支柱になって、
自分自身が安定すると思うのですよね。そこそこのものが負けても、「いや俺は音楽をこんなに知っているし!」ということで、自分のストレスコントロールしていたのかなと、後から考えると思いますね。
大学時代のときも、「TOEICで900点以上取れる人より、俺より音楽を知っている人口は少ない!」という
謎の自信を持っていて、だからこそ、その後も「自分は会社に属していかないぞ!」という心持ちでいられたと
思います。
好きよりも、自分に自信を持つためというほうが先だったのですね!
こういう人生戦略が多めですね。
中学生のときは、学校が荒れていたので、ストレスがたまらないように努力していました。先生から理不尽なことを言われても、「いやいや学業をちゃんとやっているのだから、別にいいでしょう!」と思えるように勉強をしました。
就職したときも、専門性のある人が少なかったシステム部門を希望して、その中でも情報セキュリティという部門だけ、すごく詳しくなって、一通りの資格は全部取って、社内でもわかる人は僕しかいないみたいな状況を作りました。このときも自分が心地よくいられるためにはどうしたらいいかを考えて行動していましたね。
b-labの中高生にメッセージを!
まずは、自己満足でいいので、真に自分に誇れるものを持つことですね!
僕にとってはそれが音楽でした。
自分の物差しでもいいので、「俺すげえ!」と思える部分を持つ!
そうすることで、まわりから何を言われても、
自分に自信を持ち動じることなく生きていけると思います。
「何をしたいかわからない…」と相談を受けたりすることがありますが、
そういうことは人に意見を聞くことではないですよね。自分のことですから!
自分の意思決定は自分でしないといけないから、自分を信じて頑張りましょう!ということですかね。
「これをやる!」となったら、応援してくれる大人はいっぱいいると思います。
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(文責:文京彩集チームえみまま・ゆきちゃん・よね)