2023年5月16日(火)。
時は17時30分。
そのとき、館長のめがねが光った。
ついに、ついに、ついに・・・待ちに待っていた、
待望のこの日がやってきた。
b-lab食堂!!!涙👓✨
過ぎてしまえば・・・とおもっていたけど、忘れてたって、辿ってきた道のりは消えないもの。
目の前に広がるみんなの輪を見て、館長は忘れかけていた記憶を思い出していた。
この数年のことが、ぐるぐると心の中を巡っていた。
遡ること2020年の春。
見たかったb-labの景色が見られなかった。
そして、わたしはひとり、中高生やスタッフのいないb-labにいた。
もちろん、b-lab食堂も、開催が叶わなかった。
誰もいないキッチンで、ひとり、もくもくと親子丼をつくる日もあった(いま思えば、シュールすぎる)。
コロナ禍に立ち上がった「b-labオンライン」。
オンラインで活動する「b-labごはん部」で画面の向こう側にいるみんなと一緒に食べたけど、
画面を切った後は、シーンとなるb-labに、どこかやっぱり寂しかった。
今日のメニューは「親子丼」~ごはん部オープンキッチンvol.4~
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料理をするよねさんが
あたふたしているように見えるのは
気のせいでしょうか・・・
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このブログで、えみままに書かれた。笑
たとえひとりあたふたしても、隣で誰かが突っ込んでくれるこれまでの日常とは違った。
寂しかったし、悔しかったし・・・でも、新たに始まったことも最大限楽しんだ!!
そういうあれやこれやを思い出していた。
リアルb-lab食堂をようやくむかえることができた今、
これまでのどんな日々も大切なb-labの場面だけど、やっぱ、これをもう一度見たかったんだな…。
あのときの寂しさや悔しさをどこかこの数年で忘れていたけど、
みんながごはんをほおばりながら、和やかに団らんしながら、この輪を楽しんでいる様子を見ていたら、思い出した。
この数年、こうしてできるところまで、みんな、それぞれにそれぞれの日々をがんばったよ。
称え合いたい。
5月15日、キッチンが使えるようになって、
5月16日、b-lab食堂が開催されて、
キッチンを活用して楽しめるb-labの一面を知らなかったみんなにも、ようやく認知されるようになったんじゃないかな。
そんなことが垣間見えるこういう光景もまた、当たり前の日常として見られるようになったよ。
うれしいなあ~~~
キッチンに立つ中高生の背中をみて、また、めがねの奥に涙がキラリな館長であった。👓✨
それでは。
来月もまた、館長のめがねが光る、その瞬間をどうぞお楽しみに。👓✨
(文責:館長 米田瑠美)