「アオハルなあの子たちに訊く」
では
b-labでいろいろな活動をしている中高生に
スポットを当てて
インタビューしています！！
今回は…
中学生の頃からb-labを利用してきた高校3年生
です。
不登校だった中学３年生のときに
b-labに来るようになり…
いろいろなイベントを企画したり
新たなことにチャレンジしてきた響ちゃん
そんな響ちゃんが卒業を目の前にして
今、思うことを聞いてきました！
b-labに初めて来たときはどうだった？
楽しそうだけど…
すでにコミュニティが出来上がっているように感じて
最初は緊張してしまって
あまり話しかけたりできなかったかな
でも学校にも行っていなかったし
b-labしか行くところがなかったから
とりあえず来ていたら…
スタッフやFCの大学生が声をかけてくれて
そこから少しずつだけど輪が広がって
自分がやりたいことをやっていても
居心地が悪くなくなっていきましたね！
そんな響ちゃんが
たくさんのイベントを
企画していくようになったのは？
b-labに慣れていったからかな…
もともと企画したりすることは
好きではあったのだけど…
普通に雑談しているなかで
「こういうのもっとみんなで話したい！」
ということを
スタッフがイベントへと繋げてくれたり…
1回イベントをしてみたら
「こんなこともしてみない？」と
声をかけてもらえて…
そのときは
「イベントを企画したい！」と
自分が思っていたと言うより
気が付いたら
いっぱいやっていたな！と
いう感じでしたね！笑
イベントをするのは楽しかった？
楽しかったですね…
私はすごく緊張しいなので
「仲良くなりたい！」と思って
話しかけるのは苦手なんですけど…
イベントで自分が主催者だと
『話を回さないといけないから…』
という
自分の中で建前ができるので
いろんな人に話しかけられて
それが楽しかったですね！
イベントのときに響ちゃんが
参加者のみんなに
公平に話を振っていたのを覚えてるよ！
バランスを取りたくなるんですよね！！
普段、私自身が話しかけにくい印象を
持たれやすくて…
でも本当はすごく話しかけてもらいたいんです！笑
だから
イベントに参加している人の中にも
同じように思っている人がいる
可能性があると思うと…
自分が話しかける立場にあるのなら
みんなに公平に
話を振りたいなと思うんです！
b-labでの印象的な思い出はある？
春フェスですね！
その年によって
自分が春フェスで思うことが
変わっていて…
その変化に自分の成長も感じています
中学３年生のとき
人間関係が上手くいかなくて
部活も辞めて、不登校にもなって
b-labに来て
まだ４か月も経っていないときに
春フェスを見て…
高校３年の人たちが
「b-labでこんなことをしてきました！」
「b-labのスタッフや仲間といられた時間が楽しかった！」
と泣きながら話していて…
自分にはないことを経験している
目の前の人たちをすごく羨ましく思っていましたね
高校１年生のときは
春フェスの終わりに
スタッフやFCの人たちと
普段は話さないようなことを
ゆっくり話す機会を持てたことが
印象的でした！
昨年の高校２年生のときは
卒業生カタリ場を見て
「来年の自分は何を話しているのだろう」
と想像していました！
学年の節目のときに
自分が考えていることが
かなり変わるなということを
思い出させてくれる機会だから
春フェスがいちばん印象に残っていますね！
b-labは響ちゃんにとって
どんな空間？
家と社会の中間みたいな場所かな…
家ほどリラックスはできないけど
家より活動的になれる場所だし…
社会の中で緊張したり、不安に思うことも
b-labで全く無いわけではないけれど
でも心開けたり、安心していられるから…
家と社会の中間地点のような場所ですね！
卒業を目の前にして
いろいろなことにチャレンジしているけれど
今、思うことは？
新たにチャレンジしたいというよりは…
もう卒業してしまうから
「やり残したくない！」
という気持ちですね！
体調的にしんどさはあるのですが
「そのしんどさに負けたくない！」
という気持ちに
「卒業したらできなくなってしまう」
という設定がつくことで
自分が奮い立たされている
感じですね！
最後の春フェスで
自分がどんな感情になるのか
楽しみです！
【編集後記】
初めて出会った
中学3年生の
響ちゃんは
不安げな表情をしていました
b-labで
いろんな人と出会い
よかったこと
ちょっとしんどいこと
うれしかったこと
ちがうなと思ったこと
そんないろんな経験をして…
今の響ちゃんの背中は
とても凛としています
自分の感情を
押し込めがちになっていた
響ちゃんが
最後の春フェスで
どんな表情を見せてくれるのか…
スタッフみんなで見届けるよ！
卒業おめでとう！
（文責・聴き手：えみまま）
