3月28日・29日とフェスのステージ、企画、そして、明日の打ち上げ・最後の日を楽しむ会。
もう1日残す中で、フェスの本編については、明日、この3日間を通して綴るとして、その合間の今日は「贈る言葉」を。
というのも、昨日のフェスで、卒業者を送り出す「卒業式」があって、
館長からのメッセージと振られたところでお話したのですが、
その場に居られなかった卒業生みんなにも届くように… ここで改めて贈りたい、とおもいました。
※いま感じている気持ちも重ねて書きます
そのとき、卒業生の「カタリ場」を経て、 直後に感じたわたしの率直な気持ちを贈りました。
卒業生たちがこれまでの人生の話を語ってくれて、 そのうちのひとりの話の中に、
「みんなに幸せになってほしい。」
というひとことが話の中に出てきました。
しあわせになる、しあわせである…ということ、
どうすれば、 どうあればしあわせなんだろう。
中高生のみんなも、大人も、もちろん、わたしも。
語ってくれた卒業生が、これまで生きてきた中で感じた、
たくさんの葛藤を経て語られたその言葉を、 全力で受け取って、真剣に考えて、この先も精一杯応えていくとするならば、
しあわせは自分の心が向く選択をすること
葛藤は自分のしあわせがどの選択なのかを確かめるプロセス
だから、葛藤はしあわせを手繰り寄せる自分の心の声を聴いている自分の証
なんじゃないか、とおもいました。
そうだとしたら、わたしはこう思う。
人それぞれ振り幅はあるけれど、揺れ動く気持ち、葛藤は誰しもあるもの。
だけど、極論、その葛藤のすべては自分にしかわからないかもしれないし、正直、他の人には計り知れない…。
渦中にいるときは暗闇だったりどん底だったり光が見えない感覚もある。
最終的にはその光は自分が見い出していく。自分にしか見ることができない。
だけど、でも、やっぱり、その光を見つける過程は、自分ひとりで進んでいくものではないはずだ、とも。
そこで、b- labにはその過程を一緒に歩んでくれるような人たちがいる。
すべてはわからないかもしれないけど、 わかろうとしてくれる人たちがいる。
自分の心の声を自分で確かめるのに、b-labはあるのかもしれない・・・
この2日間を見ていたら、なおさらそう思える。
そして、これだけ十人十色の人生。きっと、見てきたb-
この先、周りの人にとってあなたがb-labであれ。
そして何より、自分にとっても自分がb-labであれ。
自分を最大限愛せるような人生を
自分を最大限大切にできる人生を
自分にもやさしくあれる人生を
自分がいちばん楽しいと思う人生を
自分がいちばんの味方で
自分がいちばんの応援者で
・・・
・・・
・・・
どんなb-labを感じ取ってきたのか、それぞれにある。
体現される道も、もちろん、十人十色でいい。
自分の心の声を聴き、他の誰でもない愛すべき自分の人生を生きていってほしい…そう願った、卒業生の「カタリ場」でした。
卒業おめでとう
これまでありがとう
これからもb-labは出会えたみんなのことを応援しています。
そして、在b生のみんなにもひとこと。
卒業生を見てきて感じるのは、やはり、自分たちの楽しいは自分たちで見つけるもの、なんだとおもう。
頼るのと甘えるのはちがう。
でも、だからこそ、b-labをスタッフを、これから存分に頼ってほしいとおもいます。
これからのb-labでの日々が、さらに楽しくなるフェス前半の2日間でした。
今年度最後、3月31日のb-labも、どんな景色が見えるのか、
中高生のみんなと共に1日楽しみたいとおもいます!
(文責:館長 米田瑠美)