「アオハルなあの子たちに訊く」
では
b-labでいろいろな活動をしている中高生に
スポットを当てて
インタビューしています!!
今回は…
b-labの「映画・アニメサークル」で
活動する高校2年生
です!
「映画・アニメサークル」のメンバーとして
定期的にイベントをする
悠大くん
サークルのイベントでは
メンバーがそれぞれの好きな
映画やアニメの魅力や裏話などを
熱く語ってくれるので…
何気なく聞いていた人が
いつのまにか真剣に耳を傾けてしまいます
映画はいつごろから好きになったの??
3、4歳のころからですね
〈スティーブン・セガール〉の
アクション映画が好きでした
*スティーブン・セガール
1980年代よりアメリカで活動しているアクション俳優
3、4歳で
〈スティーブン・セガール〉の映画を
好きというのはなかなかすごいね!
家にDVDがあったので
それを観ていました
そのころは、まだストーリーを楽しむというより
「戦闘シーンが格好いいな!」という
感じだったと思います
あと、テレビでも
毎日のように映画を観ていました!
映画館で初めて観た映画は?
『アンパンマン』でしたね!
そこは3、4歳児らしかったね!!?
でも、『アンパンマン』の次に
映画館に観に行ったのが『G.I.ジョー』でした。笑
家で『G.I.ジョー』の1作目を観ていたので…
2作目を父が映画館に観に連れて行ってくれました
*『G.I.ジョー』(アメリカの映画)
世界征服を目論む悪の組織と戦う
極秘の国際機密部隊“G.I.ジョー“の活躍を描いた作品。
お父さんの影響が大きかったのね!?
その後、映画好きは加速していった?
はい!
小学5年生のころから
自分で映像を作るようになりました
児童館の職員の人に手伝ってもらって
僕が演じるところを撮ってもらって
それを編集したりして
みんなに観てもらったりしていました
映画の各作品の時代背景や監督のことなども
とても詳しいけれど…
それは自分で調べるようになったの?
中学生のときに、ゲームにはまって
面白いゲームを作りたい!と思ったときに
映画の演出の仕方などを参考にするようになって
細かいところまで観るようになったんです
そうやって映画を分析して観るようになったのが
詳しくなるきっかけだったかもしれないです
今も映像制作はしているの?
しています!
クレイアニメのようなコマ撮りの映像を作って
ネットにアップしたりしています
学校の部活は映画研究会とか?
中学校に映画部がなかったので
先生に「作ります!」と言ったのですが
コロナ禍に入ってしまい
結局作ることができませんでした
高校でも
映画に興味がある人が周りにはいなかったので
個人で制作活動を続けています
b-labで映画のイベントをするようになったきっかけは?
そもそもb-labに来るようになったきっかけが
学校の友人から
「b-labにガンダム好きな人がいるよ!」
と聞いたからなんです
そのガンダム好きな人が瀬戸くんです
瀬戸くんとb-labで定期的に
会うようになって…
いろいろな話をしていて
瀬戸くんが
「スライドを作って、好きなアニメを紹介する」イベントを
するというので
僕も『攻殻機動隊』の紹介スライドを作って発表したら
思いの外、受けが良かったんです
それをきっかけに
「映画・アニメサークル」を
発足して
自分でも好きな映画を紹介する
イベントをするようになりました
(b-labのサークル新歓で瀬戸くん(左)と説明をする悠大くん)
イベントをやってみてどうだった?
「なぜこの作品が好きなのか」という
自分の感情を言語化して発表することは
自分にとって、とてもいい作業だなと思っています
それに沢山の人の前でプレゼンするということは
とても良い経験になっています
楽しかった?
はい!実に楽しいです!
「人生が活きる」という感じですね
「人生が活きる」!? 心に響く言葉だね!?
実は僕は小5のときからパニック障害を患っていて
将来、人前に立つ仕事は難しいかなと思っていたんですけど…
b-labでイベントをすることで
いろいろな可能性があるかなと考えられるようになりました
いつも、そんなことを全然感じさせない
堂々としたプレゼンをしているけれど…?
脳と胃は別ものなので…
脳は楽しんで
胃には少し我慢してもらっています(笑)
今の悠大くんが考える将来の夢は?
やっぱり「映画監督」になりたいですね!
メッセージ性のある、論文を映像化したような作品で
観客の人たちに考えてもらえるような作品を作りたいです
その土壌とするために
大学は、映像の学部ではなくて、
文学部や哲学部や社会学部などに
進学するのもいいのかなぁと考えています
今後の活動の予定は?
*映画甲子園を目指して、作品を作る予定です
b-labで、声優で参加してくれる人を募ろうと思っています!
b-labで、映画・アニメサークルの
みんなと出会えてよかった??
みんなと出会えたことは
だいぶ自分にとって大きかったですね
ひとりで作るのもいいけれど
みんなとできることは楽しいし、刺激をもらえます
これから、仲間も増やしたいですし
いろいろな活動をいっしょに続けていきたいです!
【編集後記】
「人生が活きる」という
言葉が
とても印象に残りました
b-labで
大好きな映画やアニメについて
語れる仲間ができたこと
語れる場ができたこと
それはきっと
悠大くんにとって
いろいろなことが
活き活きと動き出すきっかけ
となったのだなーと
感じる言葉でした
自分にとっての壁と
向き合い
乗り越え
夢に向かって進もうとしている
悠大くん
いつか悠大くんが監督した映画を
映画館で観られることを
楽しみにしているよ!!
【おまけ】
作品全体の雰囲気や映像が美しい映画や
考えさせられる映画が好きな
悠大くんの
おすすめ映画ベスト10
(と言いつつ、絞り切れず16作品)
1 『マイ・ボディガード』
2 『地獄の黙示録』
3 『西部戦線異状なし』
4 『硫黄島からの手紙』
5 『イノセンス』
6 『パトレイバー2』
7 『ソナチネ』
8 『HANA- BI』
9 『その男、凶暴につき』
10 『GONIN』
11 『シン・レッド・ライン』
12 『カンバセーション…盗聴…』
13 『アド・アストラ』
14 『インターステラー』
15 『2001年宇宙の旅』
16 『フルメタルジャケット』
是非、みんなも観てみてくださいね!
(文責・聴き手:えみまま)