中高生の秘密基地、b-lab。
文京区の中高生限定で利用できる、みんなの場所。
全国的に見ても、ユースセンターと呼ばれるこのような場所はまだまだ珍しい。
だからこそ、b-labには、全国から中高生の居場所やユースセンター、サードプレイスに共感し、
立ち上げたいという人たちが、日々、視察や研修で訪れている。
そのとき、ヨネダのめがねが光った。
9月のあるとき、b-labに数日間学びに来ていた人たちがいた。
研修の最後に、b-labで感じたことや気づいたことを踏まえて、
これからに向けて、目の前の相手と、そして、自分自身に約束を結んでいた。
「約束」。
声に出して約束を結ぶことで、それを受け取ってくれた人は「約束が叶うように」と応援する。
そして、自分自身も声に出して宣言することで、それを「叶えよう」と覚悟する。
約束をしたためたのは、「約束カード」というツール。
こうして目に見える形になることで、忘れずに意識し続けられる。
© 2024 NPO KATARIBA
このカードに書かれている文章が素敵なので、b-labのみんなにも共有したい。
ルールはないが、ヒントはある。「やりたいこと」は考えていてもわからない。やってみて、行って見て、会ってみて、感じてみて、そういう事を繰り返しているうちに少し分かってくるのかもしれない。約束しよう、今からできることを何か。
自分の想いがまっすぐに表現されている約束こそ、自分を動かす原動力になる。
動いてみれば、そこで湧いてくる気持ちや得られる気づきがある。
それらがあって、またさらなる新たな動きにつながっていくんじゃないか。
たとえ叶わなかったことだって失敗とは言えない。またそこから動き出した先のヒントにすればいい。
もしも途中で気持ちが変わるなら、またそのときの想いにしたがって約束を結び直せばいい。
大切なのは本心をとらえて自分でしっかり言葉にできること。
みんなも、節目節目のタイミングで、友達と仲間と同志と周りの人たちと結んでみてはどうだろう。
そのとき、あなたはどんな約束を結ぶだろう。
いま、自分に結びたい約束はなんだろう。
その約束を叶えることは自分にとってどんな意味をもつだろう。
それでは。
来月もまた、ヨネダのめがねが光る、その瞬間をどうぞお楽しみに。👓✨
(文責:米田瑠美)