こんにちは。b-labスタッフのともです。

 

b-labの読書会「Book Club」は、毎月２回ほど、火曜日の夕方に開催しています。今回は、「古事記」を取り上げた1月24日の様子を紹介します。

 

古事記といえば日本最古の歴史書ですが、いきなりそれを読むと言われても、なかなか興味を持ちづらいのではないでしょうか。

 

そこで、今回はこの2冊を用意しました。

 

 

『ぼおるぺん古事記(一)天の巻』（こうの史代/平凡社）と、『現代語訳 古事記』（福永武彦 訳/河出文庫）です。

 

『ぼおるぺん古事記』は、現在話題を呼んでいる映画『この世界の片隅に』の原作者であるこうの史代（こうのふみよ）さんが描く漫画版古事記です。

 

ボールペンで描いたという独特のタッチと、こうのさんによる魅力的なキャラクター・デザインによって、古事記に収められたお話が、すっと読み手の中に入ってきます。

 

一部を印刷してホワイトボードに張り出し、みんなで古事記の世界を覗いてみました。

 

 

気になった部分は、『現代語訳 古事記』と照らし合わせてみたりも。

 

その後は、ご飯を食べながら古事記や古典にまつわるあれこれを、ゆる〜くみんなで話しました。

 

NARUTOに出てくるキャラクターや必殺技の名前の多くが古事記から取られてる、とか。

 

桃太郎がなぜ桃から生まれるのか、古事記の中にヒントがある、とか。

 

ゆるい話ばかりです。穏やかな読書会でした。

 

次回は2/5(日)15:00から！テーマは本のデザインです。ふらっと参加してみてね！

 

 

日時：2月5日（日）15:00-16:30

場所：b-lab 談話スペース

 

詳細・申込はこちら → https://b-lab.tokyo/event/8332

 

（文責：とも）