April
27
Thursday
AM 9:00
【Book Cafe】火曜日のビーラボ = 本 × カフェ
どうもこんにちは。b-labスタッフのともです。
「火曜日のビーラボをカフェにする!」という野望をもってスタートしたBook Cafe、先日2回目を実施しました。
今回紹介する本のテーマは、スペインはカタルーニャ地方の記念日「サン・ジョルディの日」にちなんで、「異性に紹介したい本」です!
*サン・ジョルディの日…親しい人に本を贈る日。4月23日。昭和61年(1986)に出版関係の団体が始めたもの。サン=ジョルディ(Sant Jordi)はスペイン、カタルーニャ地方の守護聖人で、スペインでは命日の4月23日に本の市が立ち、花とともに本を贈り合う習慣がある。
(引用元:デジタル大辞泉)
テーブルの上に参加者やスタッフがオススメする本を並べて、Book Cafeスタート。
紅茶を飲み、雑談を交えながら本の話が行き交います。
今回のテーマを設定してくれた中高生スタッフの”きしちゃん”が紹介したのは、「七人の敵がいる」(加納朋子/集英社文庫)という本。
小学生の息子を持つワーキングマザーの奮闘記であるこの小説は、読むと思わず「お母さんって大変…!」と感じてしまうそう。同時に、様々な困難をパワフルに乗り越えていく主人公、陽子の姿は痛快で、勇気をもらえそうです。
男子は読むべき…!?
さて、カフェといえば飲み物だけでなく、パンやスイーツもほしいところ。今回はえみままがメロンパン(!)を焼いてくれました!写真はオーブンに入れる前のメロンパン。クッキー生地を被せて焼く模様。
メロンパンって、作れるんですね…。めちゃめちゃ美味しい!
メロンパンを食べつつ、お話は進みます。
参加した中高生たちから、次のような本が紹介されました。
「七人の敵がいる」(加納朋子 / 集英社文庫)
「青空エール」(下川香苗 / 集英社オレンジ文庫)
「お気に召すまま」(ウィリアム・シャイクスピア / 新潮文庫)
「世界悪女物語」(澁澤龍彦 / 河出文庫)
「おおかみと七ひきのこやぎ」(グリム / 福音館書店)
「ビッグクエスチョンズ 倫理」(ジュリアン・バジーニ / ディスカバー・トゥエンティワン)
個性が光るチョイス!
ちなみに私が紹介したのは以下の3冊。
「感光生活」(小池昌代 / ちくま文庫)
「ぜんぶの後に残るもの」(川上未映子 / 新潮社)
「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」(岡崎京子 / 平凡社)
言葉に力がある短編小説&エッセイです。b-labの本棚に置いておくので、手にとってみてね!
誰かの視点を通して紹介されると、知っている本でも、新たな一面が見えてくるようです。
出入り自由のBook Cafe、まずはお茶だけでも。気が向いたら、本をもって参加してみてくださいね。
もちろん、後片付けまでしっかりと。
引き続き、火曜日のビーラボを一緒にカフェにしたい、カフェスタッフをやりたい人も募集中!よろしくお願いします。
(文責:とも)
次回のBook Cafeは5月9日!GW明けですね。
本は読むだけじゃない!テーマは「本で楽しむ」!何をするかはお楽しみ。まずはお茶だけでも。