(このブログはあーちゃんが春フェス2日目、
2019年3月31日に書いたブログです^^)
こんにちは!あーちゃんです。
b-labで働き始めて1年半。なんとこれが初めてのブログであり、さらにびっくり、これが最後となる置き土産ブログです。。。
「b-labで楽しかったことを書いて欲しい!」とリクエストいただきましたが、大声で笑いまくっていた記憶がほとんどなので、1つに絞ることは難しいです。どうしましょう。それくらいに、楽しく、のびのびとした時間をここで過ごさせていただきました。
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b-labに初めて来たのは、2017年の夏。当初は夏季アルバイトとしてb-labに関わり始めましたが、“多様な人が集まる場所”に関心を持っていた私にとってb-labはとても面白い場所で、毎日わくわくしながら足を運んだことを覚えています。そして、ちょっと緊張しながらフロアをうろうろしていた時に、とある中高生スタッフがb-labを紹介してくれた優しさもまた、鮮明に覚えています。
改めて、b-labの素晴らしいところって何でしょうか。
好きなことに向かって全力で走る人も、今日はやる気が出ないなあとだらんとする人も。わくわくするものや人との出会いに高揚感を覚えている人も、とても辛いことがあって泣きたい気持ちを堪えている人も、“そこにいて良い”という安心感が当たり前にあること。
あとは、頑張る人の背中を全力で押す優しさと、泣いている背中をさする優しさを持っている人がたくさんいること。
個人がそれぞれの時間を自由に過ごすことができる場所は、社会の中でも案外少ないものかもしれません。高校を卒業するまでの、限られた期間の中での居場所かもしれないけれど、ここは中高生1人1人の青春が詰まっている、とても素敵な場所です。
何かをできるようになっていく姿に勇気をもらったこと。時に、悔しさや苦しさの涙を共有したこと。嬉しい報告に心から喜んだことや、答えが見つからない問いに一緒に悩んだこと。
b-labでの1つ1つの経験が私にとって、今後の人生に活きる糧の一部となっていると感じています。ここで働けて、私はとても幸せでした。
今日、私はb-labを卒業し、明日からはカタリバとは別のNPO法人で働きます。困難を抱えていたとしても、自分の可能性を最大限に活かした人生が送れるように。そして、ちょっと疲れてしまった人に、温かな希望を届けられるように。b-labでやってきたこととはまた違った形で、人々の“居場所”をつくっていきたいと思っています。
どこかでまたみなさんに出会えたら、b-labで過ごした日々の話をしましょう。そして、今楽しんでいることをもっとたくさん語りましょう。
これまで“別れ”は幾度も経験してきましたが、お別れするみなさんの幸せを今日ほど願ったことはありません。
みなさんのこれから歩む人生が希望に満ちたものであることを、心から祈っています。
(文責:あーちゃん&さっきー)