「アオハルなあの子たちに訊く」
では
b-labでいろいろな活動をしている中高生に
スポットを当てて
インタビューしています!!
今回は…
小説を執筆する中学3年生
です!
b-labには
自分の夢に向かって
頑張る
中高生がたくさんいます!!
その中のひとり
中学3年生のなおちゃん
に今回はインタビューしてきました!
b-labに来たきっかけは?
学校の教室に貼ってあった
『文京ワカモノ未来PROJECT』のチラシで
*ありさんの図書館企画を見つけて
参加したのがきっかけです
イベントに参加した後の
b-lab見学会で
初めてb-labに行きました
(なおちゃんが学校の教室で偶然手に取った当時のチラシ)
(『文京ワカモノ未来PROJECT』のありさんの図書館企画の様子 2021/11/3)
*ありさん(ささきありさん)
児童文学作家・絵本作家
出版社勤務を経て、フリーランスの編集記者に
様々な雑誌やムック、単行本に関わる
「おならくらげ」(フレーベル館)で、第27回ひろすけ童話賞受賞
元b-labスタッフ(2019/06/01~2022/03/31 )
著書「サード・プレイス」は
b-labでの経験を踏まえて書かれました
いつごろから小説を書くようになったの?
小学校3年生ぐらいから書いていました
青い鳥文庫の「パスワード」シリーズが
好きすぎるあまり…
「この主人公をわたしの友だちに置き換えたらどうなるかな?」
「この主人公たちをこの状況に置いたらどうするかな?」
とか考えるうちに
だんだん自分で書くようになりました
ありさんと出会って、自分の中に変化はあった?
自信がつきました!
イベント後もb-labでありさんに
わたしが書いたものを見ていただいて
アドバイスをもらったり
褒めてもらったりすることで
少しずつ自信がついてきました
それまでは自分の作品に自信がなかった?
楽しく書いてはいたのですが
賞に出しても落選してしまうことが
続いていて…
「なんかだめだな~」と
思っていた時期だったので…
ありさんに出会えたことは
人生でいちばんラッキーな出来事だったと思います!!
ありさんからのアドバイスで印象的な言葉は?
「描写が少ない」と言われたことですね!
例えば、わたしが書いた小説に出てくる
孤児院の廊下やベッドルームの様子とかが
最初は全然書いてなくて
「これだと読み手のイメージがわきにくいから
ちゃんと書いたほうがいいよ!」
というアドバイスをいただきました
そこは自分では気付かない部分で…
自分の頭の中には
廊下もベッドルームもイメージ画像があるから
描写があってもなくても
自分が読む分には変わりはなくて…
だからこそ気付かないままずっと書いていました
ありさんに出会わなかったら
今も気付かないままだったと思います
今はb-labではどんな活動をしている?
小説サークルで
みんなで月に1回ぐらい集まって
お互いの作品の感想を伝え合ったりしています
サークルの活動はどう?
自分にはない視点だったり発想だったりを
みんなからもらえるのがいいですね!
ここは自分が気付いていなかった部分だから直そうとか
ここは真似しようと思ったりもするし
言われるだけではなくて
自分はこう思うと言えるから
ちゃんと自分の中で整頓できるんですよね
あとオンラインでありさんが
みんなにアドバイスをくださるので
自分で改善できるのも
すごく良いです!!
b-labに来て
ありさんにも出会えて
小説を書く仲間にも出会えて
本当に良かったなと思っています
なおちゃんの今の目標は?
やっぱり、まずはどこかで一回
賞を取りたいですね!
将来の夢は?
小説家になりたいです!!
【編集後記】
ありさんと出会うきっかけとなった
『文京ワカモノ未来PROJECT』のチラシは
学校の教室のなおちゃんの席の
すぐ真横に貼ってあり
たまたま手に取り、めくってみたら
ありさんのイベントが載っていたそうです
もし、そのチラシが別のところに貼ってあったら
もし、なおちゃんがそのチラシをめくらなかったら
ありさんとは出会えてなかったし
b-labにも来ることはなかったかも
だから
今こうして
ありさんに出会えて
小説サークルのみんなと活動しているのは
奇跡なんです!
そう、なおちゃんは話してくれました
夢に向かって走っていると
上手くいかない時もあるし
挫折しそうになるときもあるけれど
きっと誰しも
チャンスの神さまに出会えるときがあるのだなーと
なおちゃんの話を聞いて実感しました
チャンスの神さまの前髪を掴んだなおちゃんは
今、コンクールに挑戦しています
夢に向かって
走り続けるなおちゃん!
b-labのみんながなおちゃんの応援団です!
(文責・聴き手:えみまま)
(大好きな「図書館戦争」を熱く語ってくれるなおちゃん)