中高生の秘密基地ビーラボ:b-labは文京区にある中高生向け施設です

ビーラボブログ

July

20

Thursday
PM 8:19

【アオハルなあの子たちに訊く】小説を執筆する中学3年生

 

「アオハルなあの子たちに訊く」

では

b-labでいろいろな活動をしている中高生に

スポットを当てて

インタビューしています!!

 

 

今回は…

 

 

小説を執筆する中学3年生

 

です!

 

 

 

b-labには

 

自分の夢に向かって

頑張る

中高生がたくさんいます!!

 

その中のひとり

中学3年生のなおちゃん

に今回はインタビューしてきました!

 

 

 

b-labに来たきっかけは?

 

学校の教室に貼ってあった

『文京ワカモノ未来PROJECT』のチラシで

*ありさんの図書館企画を見つけて

参加したのがきっかけです

 

イベントに参加した後の

b-lab見学会で

初めてb-labに行きました

 

(なおちゃんが学校の教室で偶然手に取った当時のチラシ)

 

 

(『文京ワカモノ未来PROJECT』のありさんの図書館企画の様子 2021/11/3)

 

*ありさん(ささきありさん)

児童文学作家・絵本作家

出版社勤務を経て、フリーランスの編集記者に

様々な雑誌やムック、単行本に関わる

「おならくらげ」(フレーベル館)で、第27回ひろすけ童話賞受賞

元b-labスタッフ(2019/06/01~2022/03/31 )

著書「サード・プレイス」は

b-labでの経験を踏まえて書かれました

 

 

いつごろから小説を書くようになったの

 

小学校3年生ぐらいから書いていました

青い鳥文庫の「パスワード」シリーズが

好きすぎるあまり…

「この主人公をわたしの友だちに置き換えたらどうなるかな?」

「この主人公たちをこの状況に置いたらどうするかな?」

とか考えるうちに

だんだん自分で書くようになりました

 

 

ありさんと出会って、自分の中に変化はあった

 

自信がつきました!

イベント後もb-labでありさんに

わたしが書いたものを見ていただいて

アドバイスをもらったり

褒めてもらったりすることで

少しずつ自信がついてきました

 

 

それまでは自分の作品に自信がなかった

 

楽しく書いてはいたのですが

賞に出しても落選してしまうことが

続いていて…

「なんかだめだな~」と

思っていた時期だったので…

ありさんに出会えたことは

人生でいちばんラッキーな出来事だったと思います!!

 

 

ありさんからのアドバイスで印象的な言葉は?

 

「描写が少ない」と言われたことですね!

例えば、わたしが書いた小説に出てくる

孤児院の廊下やベッドルームの様子とかが

最初は全然書いてなくて

「これだと読み手のイメージがわきにくいから

ちゃんと書いたほうがいいよ!」

というアドバイスをいただきました

 

そこは自分では気付かない部分で…

自分の頭の中には

廊下もベッドルームもイメージ画像があるから

描写があってもなくても

自分が読む分には変わりはなくて…

だからこそ気付かないままずっと書いていました

ありさんに出会わなかったら

今も気付かないままだったと思います

 

 

今はb-labではどんな活動をしている?

 

小説サークルで

みんなで月に1回ぐらい集まって

お互いの作品の感想を伝え合ったりしています

 

 

サークルの活動はどう?

 

自分にはない視点だったり発想だったりを

みんなからもらえるのがいいですね!

ここは自分が気付いていなかった部分だから直そうとか

ここは真似しようと思ったりもするし

言われるだけではなくて

自分はこう思うと言えるから

ちゃんと自分の中で整頓できるんですよね

 

あとオンラインでありさんが

みんなにアドバイスをくださるので

自分で改善できるのも

すごく良いです!!

 

b-labに来て

ありさんにも出会えて

小説を書く仲間にも出会えて

本当に良かったなと思っています

 

 

なおちゃんの今の目標は?

 

やっぱり、まずはどこかで一回

賞を取りたいですね!

 

 

将来の夢は?

 

小説家になりたいです!!

 

 

 

【編集後記】

 

ありさんと出会うきっかけとなった

『文京ワカモノ未来PROJECT』のチラシは

学校の教室のなおちゃんの席の

すぐ真横に貼ってあり

たまたま手に取り、めくってみたら

ありさんのイベントが載っていたそうです

 

もし、そのチラシが別のところに貼ってあったら

もし、なおちゃんがそのチラシをめくらなかったら

ありさんとは出会えてなかったし

b-labにも来ることはなかったかも

 

だから

今こうして

ありさんに出会えて

小説サークルのみんなと活動しているのは

奇跡なんです!

 

そう、なおちゃんは話してくれました

 

夢に向かって走っていると

上手くいかない時もあるし

挫折しそうになるときもあるけれど

きっと誰しも

チャンスの神さまに出会えるときがあるのだなーと

なおちゃんの話を聞いて実感しました

 

チャンスの神さまの前髪を掴んだなおちゃんは

今、コンクールに挑戦しています

 

夢に向かって

走り続けるなおちゃん!

b-labのみんながなおちゃんの応援団です!

 

 

(文責・聴き手:えみまま)

(大好きな「図書館戦争」を熱く語ってくれるなおちゃん)

月ごとに見る

Topへ