ほとんどの学校が夏休みを迎えた7月下旬、ある高校生が1枚の紙を貼りだしました。
スケジュールをご覧ください。
「かつてないドM企画だ…!」とも評されたこのイベント、さながら勉強合宿です。人集まるのかな…、という心配もなんのその、中高生に大学生、職員も巻き込んで、10人以上が参加しました。
ちょっと薄くて見えづらいですが、「それぞれの限界に挑め!」という、企画者=てっちゃんからの熱いメッセージが記されています。1日勉強するぞ…!
午前中はホールで勉強!中高生とシフト前の職員たちが本気で取り組んでいます。うっすらBGMが流れる中、私語ひとつない心地よい緊張感で、勉強が捗る…!
途中15分の休憩をはさみ、12時まで真剣に自習しました。お昼は各々コンビニに行ったり、東大の学食に行ったりして、まったり過ごしてきた模様。束の間の休息が染みます。
午後は談話スペースに長机を並べて再スタート!開館以来、こんな景色を見るのは初めてです。
ホールよりも賑やかな環境ですが、集中して勉強する中高生、すごい…!
17時半をむかえ、ここからは「マナビ場」の時間。
宿題や受験勉強だけがマナビじゃない!といわんばかりに、中高生スタッフによる「名探偵コナン」をテーマとしたプレゼンが始まります。
コナン君が住む架空の都市=米花町の犯罪件数まで調べていて、プレゼンにいたるまでの探究の道のりと、コナンに対する偏愛ぶりを感じました。これもマナビだ…!
そして再び個々が勉強に向き合う!夜は研修室でラストスパート!
本当に朝から晩までやりきったある高校生は、帰り際に「俺、今日9時間やりましたよ」と言い残して家路につきました。にじみ出る達成感…!
勉強って、工夫すれば、自分の意志で取り組めば、楽しいんだよな。「またやりたい!」と笑顔で話す中高生たちを見ていて、そんなことを思いました。
きっとまた企画されることでしょう。みなさん、こんなマナビ、いかがですか?
(文責:瀬川)